過失割合と過失相殺

水04交通事故は大きく、自分側もしくは相手側に一方的な過失がある事故と、自分側と相手側の双方に過失がある事故の2つに分けられますが、大半の事故は後者に分類されます。交通事故において自分側と相手側の双方に過失があると考えられる場合は、損害保険会社の担当者が事故の当事者からの事情聴取の内容と、過去の似たようなケースでの例をもとに、自分側と相手側の過失がどれくらいあるのかを数値化します。この数値が過失割合と呼ばれるものです。
損害保険会社による損害賠償額の決定は、過失の割合を決定した後に行われます。加害者と被害者の双方に過失がある場合、損害賠償額は、加害者側が被害者側に与えた損害の金額から、被害者側の過失の割合に相当する金額が差し引かれて決定されます。この過失の割合に応じて被害者側が受け取る損害賠償額を減額させることを過失相殺といいます。
損害賠償額の過失相殺は、民間保険会社の自動車保険においてよく行われています。強制保険である自賠責保険においても、賠償額の算定時に過失の割合を決定していますが、民間の自動車保険とは異なり、被害者側に重過失がある場合を除いて、過失相殺によって支払われる保険金が減額されるようなことはありません。